2019年7月1日でサービス終了と公式で発表→2019年10月1日に延期!
もくじ
Puffin Webブラウザとは
Puffin Web Browser
CloudMosa, Inc.無料posted withアプリーチ
Puffin Web Browserは、Flashが再生できることで有名なブラウザです。
無料版と有料版があり、無料版はFlash再生の時間に制限があります。
なぜ裏技アプリと呼ばれるのか
Flashが使える
iPhoneの標準ブラウザアプリ、SafariではFlashが再生できません。
Flashを使用したサイトが表示できなかったり、ブラウザゲームがプレイできなかったりするのですが、Puffinを使えば解決してしまいます。
管理者によるアクセス制限を回避できてしまう
学校や会社などから支給されたiPadを使う人にとってもお馴染みのアプリです。
支給されたiPadは、管理者によって、アクセス制限をかけられていることがあります。
ですがPuffinを使うと、あらゆるサイトにアクセスできてしまいます。
iPadが支給される、とある学校の生徒たちにとっては、Puffinは必須アプリだそうです。笑
なぜそんなことができるの?
Puffinはウェブブラウジングの方法がSafariと全く違います。
簡単に言えば、海外のクラウド上にあるPCを遠隔操作して、その画面をスマホ・タブレットで見ているのです。
そのクラウド上のブラウザは、Safariとは違う仕組みで作られているそうです。
だから、Safariで出来ないことが出来てしまうんですね。
その仕組みは動作の速さにもにも影響します。
動作の遅いスマホやタブレットでのブラウジングはイライラしますが、このPuffinを使うと快適に見られる、といったことも起こります。
それもそのはず、実際に動作しているのはほとんど海外のクラウド上にあるPCですから。
安全性の高さも開発者はうたっていますが、それは信頼するかどうかですね。
公式ページが終了をお知らせしている
先日、なんとなくPuffinを開くと、アイコンの鳥が泣いている英文ページタブが開きました。
https://www.puffin.com/ios/puffin-web-browser/termination.php
そこには、「2019年の7/1に無料版アプリのサービスをすべてシャットダウンする」といった旨の記載があります。有料版についてはしばらく延長されるとのこと。
追記:10/1までに延期されたようです。
でも、まだアプリは使える。
あれ?有料版買ったっけ?
確かめましたが、やっぱり無料版です。
App storeを見てみると、まだ新規ダウンロードすらできてしまう模様。
レビュー欄には僕と同じように戸惑っている人のコメントがありました。
Puffinが使えなくなる理由
PuffinはAppleのアプリ開発ガイドラインに抵触している部分があるそうです。
実は、iOS用のChromeやFirefoxは、簡単に言うと土台はSafariで出来ているんだそうです。
ちゃんとガイドラインを守っているんですね。
ところがPuffinは、海外のクラウド上にある「Safariと違う仕組みで作ったブラウザ」を実質使えてしまう。
ここが問題だそうです。
実際、iPadをビジネスや教育現場で普及させたいAppleにとっては、管理者のアクセス制限を回避できるアプリがあるという事実は邪魔でしかありません。
ですが、Puffinを開発したCloudMosaは全く納得していない様子。
先ほど紹介したサービス終了お知らせのページには、もはやAppleに対する捨て台詞ととれる文章が書かれていてちょっと面白い。
でもまだ使える、落とせる...。今が無料版を手に入れるラストチャンス?
今ならまだ間に合います。無料なんで、まだ持ってない方はとりあえず落としてみてはいかがでしょうか。
Puffin Web Browser
CloudMosa, Inc.無料posted withアプリーチ
ただ、アプリの性質上、クラウド側でシャットダウンされたら動作できません。
他のアプリなら、新規ダウンロードが終了してもアプリが残っていれば使えますが、Puffinはそうはいきません。
いつまで使えるのか、見ものですね。